鴻海のEV戦略責任者が、日本メーカーへの乗用車供給拡大を示唆した。三菱自動車を通じた供給や日本の生産拠点活用など、協業の追い風が強まる可能性があるとの見方を示した。
台北で行われた30日の会見で、鴻海のEV戦略を担う関潤氏は、日本の自動車メーカーへ乗用車の供給を広げる考えを示した。三菱自動車が豪州で鴻海からEVを受け取る形での供給が決まっていることも触れ、協業の動きが活発化していると指摘した。
日本メーカーは外部の技術を取り入れる動きが広がっており、鴻海側も自社車づくりへの信頼を高めることで競争が激化する開発環境を見ている。関氏は、SUVモデル「モデルK+」と「モデルA+」についても商談を重ねていると明かした。
鴻海は日本国内の生産能力の活用も視野に入れており、日本の生産拠点を活用する案を示した。現状、鴻海は日本メーカーへ「貸してくれ」といった形での協業拡大を模索していると述べた。