セブン銀行は熊本地震の被災地に発電機を搭載した移動ATMを派遣し、宇城市の避難所周辺に8月13日〜18日まで設置して現金引き出しを支援した。6日間で数十件の利用があったとされる。
セブン銀行は熊本地震の被災地へ移動ATMを派遣した。自治体の要請を受け、震度7を記録した熊本県宇城市の避難所となった施設の駐車場などに設置した。
移動ATMは発電機を備えた専用のトラックに搭載され、2タイプの機構を持つ。荷台位置に固定された機種と、地面まで下ろして利用できるタイプの計2台が使用されている。
搭載機はセブン-イレブンと同じ機種で、約700の提携金融機関と取引可能。視覚障害者向けの音声ガイダンスなどの配慮も設計に盛り込まれている。
被災地では現金の必要性が高く、移動ATMの活用で生活費や通院費の引き出しが可能となり、被災者からは感謝の声が寄せられた。今後も自治体要請があれば派遣を検討すると同社は述べた。
移動ATMの歴史は2011年の東日本大震災を契機に始まり、熊本地震での派遣は2020年以来となる。