2026年4月-6月期の決算が市場予想を大きく上回り、時価総額上位の銘柄で配当利回りが高い銘柄群が注目を集めている。配当利回りは3%を超える銘柄が多く、中には5%超の銘柄もある。
2026年4-6月期の日本企業決算は売上高・各利益が市場予想を大きく上回り、四半期として過去最高を更新する見込みとなった。牽引要因は生成AI関連投資の世界的拡大に伴う半導体・電機・精密セクターと、円安による輸出企業の為替差益で、企業の利益率も過去最高水準に達した。
これを受けて、期初予想の経常増益率は2桁へと上方修正が優勢となりつつあり、2025年度は10%強の増益、2026年度も約10%程度の増益が見込まれている。日経平均が高水準でも新たな予想PERは18倍前後となり得るとの見方が示された。
時価総額の上位銘柄で配当利回りが高い銘柄として、ソニーフィナンシャルグループ、大東建託、SUBARU、JFEホールディングス、本田技研工業、積水ハウス、いすゞ自動車、川崎汽船、デンソー、日本郵船、大和ハウス工業、日本たばこ産業、第一生命ホールディングス、ヒューリック、ソフトバンク、武田薬品工業、野村ホールディングス、第一三共、三菱HCキャピタル、日本製鉄などが挙げられ、配当利回りは3%を超え、高い銘柄では5%超となるケースもある。
好調な業績が確認され、配当権利取りの動きにも注目が集まる中、投資家向けには個別株オプションを使った戦略としてカバードコールやターゲットバイイングなどの方法も紹介された。