フィスコはダイキアクシスの国内外の水インフラ事業を中心とする環境関連事業の複合展開を整理し、住設販売・流通と建築・設備工事の現状や、関連するM&A・新商材の取り組みを取り上げた。
ダイキアクシスの事業概要として、水インフラを中心に国内外での環境関連事業を複合展開する方針が紹介され、事業区分の変更が説明された。従来の分類を見直し、住設販売・流通事業と建築・設備工事業に再区分したことが記されている。
住設販売・流通事業ではシステムキッチンやトイレ、ユニットバスなどの水回り住設機器を元請のゼネコンや地場建設業者、ハウスメーカーへ販売しており、 DCMホールディングスのグループ企業への供給も行っている。利益率は卸売り型で低いが、原価高騰分の価格転嫁を進めている点が示されている。
建築・設備工事業ではタイル・石工事の技術を活かした外壁・床工事のほか、農業用温室の設計・施工・空調換気設備も手掛ける。近年はM&Aにより空調・冷凍冷蔵設備をグループ化し、環境配慮型商材として木製水槽や環境パイル工法の提案にも力を入れている。自社で全工程を完結する木構造事業の体制強化も進んでいる。
全体として、時代のニーズに合わせた新商材の開拓と、メーカー機能の強化を通じた付加価値・競争力の向上を目指す動きが強調されている。