来週のユーロ円とポンド円は、欧州日英の利上げ期待で上値が限られる見通し。円相場の動向と主要指標の発表時期が展開を左右する。
来週のユーロ円・ポンド円は、前週の戻り基調を維持しつつも上値を伸ばしきれない展開が予想される。欧州と英国の材料だけでなく円相場の動向も影響し、日銀の9月利上げ観測が上値を抑える要因になる可能性がある。
ユーロ円の来週の予想レンジは184.00円〜187.50円。ECBの9月利上げが実施されるかよりも、追加利上げの必要性が議論される局面が続くとみられ、ドイツCPIやユーロ圏HICPなどの指標が焦点となる。テクニカル面では100日移動平均と187円付近の高値が目安となる。一方、184円台の下値ゾーンを割り込むと戻りが鈍くなる可能性がある。
ポンド円の来週の予想レンジは214.00円〜218.50円。BoEの早期利上げ観測は後退しているものの完全に消えたわけではなく、利上げ時期が2027年方向へずれる見方が残る。英国内の材料が不足するため、円相場とともに動く展開が続く見込みで、217円台の高値を抜ければ218.50円を試す可能性がある。日銀動向や米雇用統計、G20関連の発言にも注意が必要。