8月下旬の週にかけて日銀の氷見野副総裁の発言と米FRBのジャクソンホール会議が市場の焦点となり、円相場が再び1ドル=160円に迫る展開が見込まれている。20日には円が159円03〜13銭で推移した。エヌビディアの決算発表と5,000億ドル規模のAIインフラ支援策も注目点だ。
8月24日から28日の週は日銀と米中銀幹部の発信が相次ぎ、外国為替市場では円相場が再び1ドル=160円に接近するかが焦点となる見通しである。日銀の早期利上げ観測がくすぶる一方、中東情勢の緊迫化を背景にドル買い需要が根強い。これにより円安方向の動きが続く可能性がある。さらに20日のニューヨーク市場では円が159円03〜13銭へと下落した。
一方、米国では27〜29日にジャクソンホール会議が開かれ、FRBのウォーシュ議長の講演が注目される。会議で利上げ継続に前向きな姿勢が示されれば日米金利差が広がり、円売り・ドル買いが強まる可能性がある。日銀とFRBの発言内容次第で円相場の方向性が左右されると見られている。
株式市場ではエヌビディアが26日に決算を発表する見通しで、AI投資ブームを背景に売上高の伸びが予想されている。加えて米政府の約5,000億ドル規模のAIインフラ支援策が投資環境に影響を与える可能性が指摘されている。これらの要因はハイテク株全体の動向にも影響を及ぼすと見られる。