2026年6月の国内EV販売は1万2225台となり前年同月比286.7%の約3倍に急増した。価格の安定化・補助金の強化・航続距離の向上と新型車投入が重なったことが要因とされ、特にトヨタbZ4Xと日産リーフの伸びが目立つ。
2026年6月の国内登録乗用車におけるEV販売台数は1万2225台に達し、前年同月比286.7%と約3倍に急増した。EV比率は全体で4.9%まで上昇し、1〜6月の累計は5万1028台となっている。なお、ここでいうEVは自販連が集計する登録乗用車であり、日産「サクラ」などの軽EVは含まれていない。
メーカー別の販売台数では、トヨタが3115台、日産が1603台、ホンダが1061台、スバルが395台、輸入車が6051台。車種別ではトヨタ「bZ4X」シリーズが2776台、日産「リーフ」が1504台で大きく伸びた。
価格帯の安定と航続距離の改善が販売増の要因とされ、bZ4Xの価格はG(FWD)480万円から、Z(FWD)は550万円となり、WLTCモードの一充電走行距離は最大746kmに達する。日産リーフの新世代はB5 X(FWD)で473万8800円、補助金は全グレード一律129万円。補助金を差し引けば実質の負担は300万円台半ばまで下がる。
以上の結果、2026年のEV販売増は価格競争力の向上、大型補助金、航続距離の拡大、そして新型車投入による商品力の向上が重なる形で説明できるとされる。