日経平均ボラティリティ指数(日経VI)が前日比で下落。米国 CPI の発表を前に自律反発を狙う動きと、ASML の決算を控える半導体関連株の動きが交錯した。警戒感の強さは幾分和らぐ場面もあった。
日経平均ボラティリティ指数(日経VI)は14日の取引で前日比-2.32、低下率は7.63%となり28.09に推移した。高値は29.16、安値は27.20で、米国市場の半導体関連の売りや競争激化懸念が材料視された。東京市場では自律反発を狙う買いが先行したものの、米CPI発表を控える状況で神経は完全には緩まなかった。
午後にはASMLホールディングの決算発表を控え、国内半導体関連株の一角が発表前後に売られる場面も見られた。総じて日経平均は小幅ながら5日続落で取引を終え、日経VIは前日水準を下回って推移した。ボラティリティーの高まりを警戒するムードはやや後退したとの見方もあった。
今回の動きを受け、市場関係者は日経VIの動向を注視しており、CPIの発表時期や半導体企業の決算動向が今後の市場の転換点になるとの見方を示した。