米防衛スタートアップのパーセウス・ディフェンスが公開した全長61センチの低コスト迎撃ミサイル「ハープ」によるドローン撃墜映像が話題。射程約2キロで、1発あたりの価格を1万ドル未満を目指すとされる。
空中に浮かぶドローンに向け、小型ミサイルが一直線に飛来して命中する映像が公開された。関係者によれば、ミサイルは全長約61センチ、射程約2キロで、1発あたりの価格を1万ドル未満に抑えることを目指している。
背景には現代の戦場で深刻化するドローン迎撃のコスト問題がある。安価なドローンを撃墜するため高額な迎撃兵器が使われがちで、費用の不均衡が課題とされている。
ハープは電波妨害ではなく、直接命中させて破壊する方式を採用。パーセウス・ディフェンスは今年4月の米陸軍演習「ゴールデン・シールド」に参加し、9月にはユマ試験場で発射装置の8発搭載に関する試験を実施した。
映像は同社共同創業者CEOジェイソン・コーネリアスが11月2日にSNSへ投稿したものとされる。開発・試験段階で、実戦での成功率や量産価格は未公表だ。
今回の公開は、低価格・小型化を進める迎撃兵器開発競争の一端と受け止められている。