前場の動きとして、ウエストHDの目標株価引き上げや系統用蓄電所の拡大見通し、イリソ電子の今期見通し悪化、辻本郷ITの子会社化など複数の銘柄動向が伝えられた。
ウエストホールディングスはSMBC日興証券の投資評価を継続しつつ、系統用蓄電所の拡大見通しを示した。目標株価は2410円から2900円へ引き上げられ、蓄電所事業の売上高は前期から連続して上振れし、今後の計画も公表されている。26/8期の売上は6億円、2Qは24億円、3Qは54億円とされ、今後4Qの寄与で26/8期180億円達成を目指す」といった内容が報じられた。
一方、イリソ電子工業は27.3期通期の連結営業利益を35.0億円(前期比35.6%減)と見込み、年間配当予想は未定と発表した。前期は54.4億円の営業利益だったが、原材料高騰の影響を受けて利益は微減。インフォテインメント関連の需要は底堅いものの、原価低減や改革にも関わらず減益見込みとなった。
辻・本郷ITコンサルティングは子会社化を発表し、CSアカウンティングの全株式を取得。取得価額は40億0900万円で、バックオフィスBPO分野での顧客基盤強化を通じた相乗効果を狙う。
松井証券は「身売りを画策か」と報じられた件を材料視し、非公開化への思惑から買いが先行した。
トライアルホールディングスは野村證券の新規Buyカバレッジを開始され、西友との業務・調達の統合効果による収益性改善が注目された。西友とのシナジーが本格化するタイミングとの指摘があった。
ブルーメメは今期の営業利益を3000万円と下方修正し、前期比36.7%減と予想。会社計画1億2500万円を下回る見込みで、過年度の不適切な会計処理の訂正を発表し、内部統制の不備を指摘。今後の再発防止策として組織体制の見直しを掲げた。