中国ブランドが欧州市場で初めて日本車を上回り、5年前の0.5%から今年第3四半期に12.7%へ拡大した。9月には14.5%の過去最高を記録し、日本ブランドの市場シェアを抜いた。
中国の自動車メーカーが欧州市場で初めて日本企業の販売シェアを上回った。5年前には0.5%程度だった中国ブランドのシェアは、今年度の第3四半期に12.0%を超え、日本ブランドの11.9%を上回る状況となっている。9月の中国ブランドのシェアは14.5%まで上昇し、過去最高を更新した。
この動きは、データフォースの資料を基にブルームバーグ通信が報じたもので、欧州での電気自動車とハイブリッド車の普及が主な背景とされる。チェリーのSUV「ジェイクー7」などが英国で今年3月と9月に最も売れた車種となり、中国ブランドの販売増を後押しした。
中国ブランドは長年欧州市場を日本企業と現地企業が支配していたが、価格競争力と現地生産の拡大を背景に、BYDやチェリー、吉利汽車といった企業が欧州市場でのプレゼンスを強化している。欧州連合は中国製EVに追加関税を課したほか、来月からは中国製ハイブリッド車の輸入制限を検討しており、現地生産の補助金・税制優遇の拡充も検討されている。
中国企業は欧州での生産体制を整えつつあり、チェリーはスペイン・バルセロナで生産準備を進め、BYDはハンガリーの工場完成を控える。リープモーターはステランティスと提携しスペイン・サラゴサ工場でSUVを生産開始した。
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