8月27日、日本時間のエヌビディアFY27Q2決算発表と6時からの説明に向け、実績の水準と次期ガイダンスの見通し、VeraやRubin関連の動向を中心に要点を整理する。
エヌビディアは米国の決算発表後、日本時間の8月27日早朝にFY27Q2(2026年5〜7月期)を公表する。市場予想は売上高が約922億ドル、前年同期は467億ドルで、同社は5月時点で910億ドル±2%のガイダンスを示しており、現在の市場予想はこの中央値を少し上回る見込みだ。決算発表は現時点で高水準の実績を示すとの見方がある。決算説明は同日6時前後に行われる予定。
EPSは調整後のNon-GAAPベースで市場予想が2.09ドル、前年同期は1.05ドルと大幅増が見込まれ、分割後は初の2ドル超えとなる可能性がある。一方、次期8〜10月期のEPS予想は約2.37ドルまで伸びており、成長鈍化サイクルへの入行が見込まれる。会社側はEPSガイダンスを開示していないため、あくまで市場予想の話になる。
粗利率はガイダンスが74.9〜75.0%と想定され、Rubin立ち上げに伴う原価圧力で低下リスクが意識される。一方、Veraの単体売上は約200億ドル規模との見通しが示されており、8〜10月期の出荷開始を前提とする。サーバー市場での採用が進む中、Veraの寄与度が決算説明会での注目ポイントになる可能性がある。
次四半期の売上ガイダンスは市場予想が約1,039億ドルで、これを5%程度上回る水準が想定される。市場は売上成長の鈍化を織り込みつつ、75%前後の粗利を維持できるかを注視する。オプション市場の織り込み変動は±5.4%と比較的落ち着いており、決算直後の急な値動きは過去の傾向より抑制される可能性がある。