日銀が物価上昇2%到達をめざす一方、家計の実感には差がある。食料品の値上げが6%を超えるとの指摘を踏まえ、“良いインフレ”の循環が実現するかが焦点となっている。
日銀の物価上昇率2%到達を見据える解説で、物価上昇が進む一方で生活実感とのズレが指摘されている。特に食料品の上昇が6%を超えており、値上げの波が家計に影響を及ぼす可能性があるとされる。
日銀の会合では9人全員が評価を持ち寄り、基調的な物価上昇率2%の水準に概ね到達しているとの認識が示された。一方で賃上げの原資としての物価上昇の意味や、企業の価格転嫁の動きにも注目が集まっている。
物価上昇が賃上げや消費の活性化につながる“良いインフレの循環”を目指すとの観点が示される。一方でエネルギー価格の上昇要因など外部要因が大きいことから、賃金と物価が今後も連動して上がり続けるかについては慎重な見方が残る。