RPAのパイオニアBlue PrismがAIエージェントとRPAを統合するWorkHQ、日本語版を正式提供開始。AIと業務の壁、システム間の壁、AI自身の壁を統合的に解消する基盤として、国内展開を進める。
Blue Prismは2026年10月7日、日本語版の業務自動化プラットフォームWorkHQを提供開始した。AIエージェントとRPA、人を適材適所で繋ぎ、部分最適を全体最適へ導く基盤として、日本企業のAI業務実装の課題解決を目指す。
同基盤は「実践知」を製品化した点が特徴で、3つの壁を跨いでの業務改革を支援する。AIエージェント時代におけるAIと業務の壁、複数システム間を繋ぐシステム間の壁、AIの性質に起因するAI自身の壁を統合的に克服することを狙う。
要となる機能として、AIエージェント、RPA、API、人の4資源を統制の効いたオーケストレーションでつなぐほか、ガバナンス層や監査証跡、ロールベースのアクセス制御を備える。デモでは請求書処理の自動化ワークフローを披露し、AIエージェントが内容を判断、必要時に人が確認しRPAが実行する流れを示した。
国内展開はパートナー21社経由で提供され、最小構成「Discover」では年額708万4600円を想定。導入は金融以外の業種を含む幅広い企業を想定し、自治体やクラウド連携などの活用も見込まれる。
SS&Cグループ傘下のBlue Prismは長年のRPA実績を背景に、3500以上のAIエージェントとRPAを本番運用し年間で約300億円超のコスト削減を実現している。現場でのケースとして、売買不一致照合のワークフローで作業時間を82分から5分へ大幅短縮した事例が紹介された。