奄美群島へのインバウンド需要が急増する中、地域通訳案内士の稼働不足を解消するため、みらいワークスが奄美群島広域事務組合の事業を受託した。今後、英語地域通訳案内士を対象に実践的研修を実施し、稼働ガイド創出を目指す。
株式会社みらいワークスは、奄美群島広域事務組合から『令和8年度 奄美群島地域通訳案内士育成事業(スキルアップ研修業務)』を受託したと発表した。本事業は、登録者となっている地域通訳案内士を自ら仕事を創出し継続的に活躍できる稼働ガイドへと育成する実践的研修の実施・運営を通じ、奄美群島へのインバウンド誘客と地域経済の活性化を推進することを目的としている。
背景として、日本のインバウンド需要の急拡大に伴い、奄美群島でも外国人観光客の来訪が増加する一方、地域のインバウンド対応知識の不足や伝える情報の不足が課題となっている。地域通訳案内士の184名(2026年3月31日時点)が資格を取得しているが、実務への繋がりが不十分で稼働ガイド化が課題となっていた。
みらいワークスは、同社の副業・兼業人材活用実証事業の実績やSkill Shiftとの連携を活用し、現地視察やツアー型プロジェクト等の経験を踏まえた人材育成ノウハウを提供する。研修講師にはリベルタ株式会社と連携して講師を招聘し、旅行会社目線の現場ニーズを直接指導する体制を整える。
今後は、英語の地域通訳案内士を対象に、プロフィール作成によるセルフブランディングやクルーズ船寄港時を想定した実地研修を、奄美大島と沖永良部島でそれぞれ2日間実施する予定。これにより、語学力や知識を現場で活かし、稼働ガイドの育成を推進する。