BitgetはGMOインターネットグループ傘下のタイ拠点取引所を買収し、現地ライセンスを取得してタイ市場で自社プラットフォームを提供する足掛かりを作る。買収は規制当局の承認を条件に実施される。
BitgetがGMO-Z.com Cryptonomics (Thailand)を買収することで合意したと発表した。買収は現地ライセンスを持つ事業者を取得することで、タイでの取引プラットフォーム提供を拡大する狙いがある。
買収はGMOインターネットグループとタイの子会社が保有する全株式をBTGT Managementを通じて譲渡する内容で、譲渡実行日は2026年10月31日を予定している。
タイ政府が暗号資産規制を強化する中、現地でライセンスを持つ事業者の取得を通じて現地事業を強化する戦略の一環として位置づけられている。
BitgetのGracy Chen CEOは現地規制環境の理解と長期的コミットメントが重要だと述べ、買収完了後はタイの規制に沿った自社プラットフォーム提供を目指すと説明した。
なおBitgetは8月に日本居住者向けサービスを終了し、9月には約610億円規模の不正流出被害を公表している。今後の展開として、現地ライセンス取得を伴う参入事例の一つと見られる。