オムロン ヘルスケアはインド・チェンナイに初の現地生産拠点を設立し、血圧計の量産を本格的に開始した。家庭血圧測定の普及とMake in Indiaの推進に貢献する。
オムロン ヘルスケア株式会社は、インド市場向け血圧計の生産を目的とした現地工場をチェンナイに設立し、本日から本格稼働を開始した。現地での量産体制の公開により、製品供給の安定化を目指す。場合により現地部材の活用や雇用創出を通じた地域貢献も進める。
工場では、グローバルで培った生産技術と品質管理ノウハウを導入し、医療品質を確保する体制を整備。5つの生産ラインを稼働させ、家庭用血圧計の幅広いラインナップを量産する計画で、初期モデルとして操作性の高い標準モデルや、血圧値の変化を知らせる機能を備えたモデル、健康管理アプリとの連携機能を持つモデルなどを含む。
将来的には2028年までに生産能力を10倍に拡大する方針を示しており、インド国内のみならずグローバル市場への供給拡大も視野に入れている。喘息向けネブライザの生産拡大も検討対象として挙げられている。
インドは高い経済成長と健康管理ニーズの高まりを背景に、Make in Indiaの推進とともに現地生産の強化を進めており、血圧計の安定供給を通じた循環器疾患の早期発見・予防を目指す。