オムロンヘルスケアの岡田歩社長は、インド南部チェンナイで本格稼働した同国初の製造拠点で、家庭用血圧計の年間生産能力を今後1年で約10倍の300万台に引き上げる方針を示した。
チェンナイで稼働を始めた同社の血圧計の現地工場について、岡田歩社長は今後1年で年間生産能力を約300万台へ拡大する計画を明らかにした。現時点でインド国内向け出荷が中心であり、将来的には現地調達の拡大も目指す。
部品の大半はベトナムからの輸入だが、将来的には現地調達を推進する方針で、チェンナイ港を通じた海外輸出も視野に入れている。2024年設立の同社インド販売会社以降、市場シェアは同国内の血圧計市場の約4割を占め、トップを走る。
インドは人口が約14億人超で高血圧の問題を抱える層が多く、岡田氏は自社製品に潜在的なニーズがあると説明した。工場は昨年11月に操業を開始し、部品調達の現地化と輸出の拡大を中長期で進める。