先週末の海外市場でドル円は156円台から157円台半ばへ戻す動きとなり、アマゾンとインテルの決算を材料に株安が進む中、中東情勢への警戒感が高まって不安定な展開が想定される。
先週末の海外市場ではドル円が一時156円台まで下落した後、157円台半ばに戻して引けた。ハイテク株の株安を招いたアマゾンとインテルの決算発表をきっかけにドル売りが進んだとみられる。
週末には中東情勢への警戒感が広がり、イラン関連の機雷でタンカーが炎上したとの報道や、トランプ大統領の中間選挙後のイラン攻撃に言及したことが背景にある。リスク回避の動きからドル買い・円買いが交錯し、クロス円は軟調な展開が目立った。
今後は中東情勢の動向に加え、豪中銀の政策金利発表、米国の中間選挙、英中銀会合、米雇用統計、ISM製造業景気指数など重要イベントが続く。市場は神経質な展開を余儀なくされ、短期的な急変動には警戒感が広がる見込み。
ユーロは格付け機関の動向や中東情勢を背景にドル買い・円買いの動きが重荷となり、ユーロ円は175円台の下値が意識される可能性がある。対ドルではポンドは英中銀待ちの局面が続き、ポンド円は211円台前半が重くなる展開が想定される。