三陽商会の株価が10日続落し、英米投資ファンドの保有株式の一部売却が判明した。8月末時点の開示義務発生日に合わせて、両社の保有比率が低下したことが伝えられている。
アパレル大手の三陽商会は、9月8日13時40分時点で前日比約5.7%安となる1331円前後で推移しており、10日続落となった。記事は、米資産運用会社のサファイアテラ・キャピタルが同社株の保有割合を従来の8.12%から4.97%へ低下させたことと、英投資ファンドのアセット・バリュー・インベスターズの保有割合が13.07%から7.74%へ落ちたことを伝えている。これらの開示義務発生日は8月31日だった。
8月28日に三陽商会は2027年2月期上半期の連結業績予想を修正して営業損益および経常損益の赤字見通しへと下方修正しており、両社ともに業績修正を受け株式の利益確定売りが出たと見られている。その結果、需給思惑の後退が株価下落の要因として挙げられている。