週末にかけ日経平均が反発する中、前半は弱含みだった日米中銀会合の影響を受けつつ、6月高値からの下落を受けて筆者が値ごろ感のある銘柄を拾いつつ市場を見通す内容。主要銘柄の動きと全体の推移を整理している。
連休前後の相場は日米中銀の会合を控えた中で動きが分かれ、木曜にTOPIXが+0.80%と強含み、日経平均は+0.33%だった。週全体では日経平均が+1.57%、TOPIXが+1.56%と、上げ方の中身が木・金で異なる展開となった。
市場全体としては強さだけが一様ではなく、7月以降の見通しには注意が必要との見方が示唆された。一方、キオクシア、東京エレクトロン、アドバンテスト、ラムなどの主要銘柄は6月の高値から大きく下落しており、キオクシアは約50%、東京エレクトロンは約32%、アプライドは約42%、ラムは約38%下落している。
米国市場でもSOX指数が木曜に+3.14%と大きく上昇したが、アプライド・マテリアルズやラム・リサーチは小幅な動きにとどまり、高値からの下げが長期化している。筆者は「下げているときに買わなくていつ買うのか」との姿勢で、装置株や関連銘柄の拾い場を探している。
6月の高値からのドローダウンが指摘され、関係銘柄の下落幅が銘柄ごとに顕著に見られた中で、9月・10月にかけて徐々に買いを入れる方針を示唆している。記事は市場の信頼性を重視する筆者の視点を中心に、景気・金利動向を背景にした銘柄の動きと投資姿勢を整理している。