日経平均が一時で約1000円台の下落を記録する中、年初来高値をつけた銘柄と逆行高となった銘柄の実情を整理。下落地合いで見られる“赤札銘柄”の動きと、相場のムードを読み解く材料を伝える。
軟調地合いのなか、日経平均は一時前日比約1100円安まで売られ、終値では約396円安となった。株価の動向を受け、個別銘柄の動きにも注目が集まり、年初来高値を付けた銘柄と逆行高銘柄の正体を検証する。立花証券の格言にある“暴落日の赤札銘柄に注意”という観点を軸に、買い手の積極性と材料根拠の有無を照らし合わせている。
日経平均が大幅下落の局面では、プライム市場で新高値銘柄数が前日から7銘柄へ減少し、逆に新安値銘柄数は38銘柄へと拡大した。これらの指標は、市場全体の買い意欲が低下する中で、個別株の動きが相場全体のトレンドと乖離するケースを示唆する。なお、29日は9月決算銘柄の配当落ち日であり、権利落ちの影響を除く集計もあることが指摘されている。