キッツはデータ可視化・DXローコード開発ツールFineReportを導入し、国内外の製造拠点で帳票の電子化とデータ統合を推進する。現場データの入力と可視化を一体化したプラットフォームを活用し、市民開発を含む改善サイクルを accelerating し、グローバル共通の製造DX基盤を構築する方針。
キッツは中期経営計画に基づき、製造現場のDX推進とデータ活用基盤の整備を目的にFineReportを採用した。紙ベースだった記録作業を電子化し、現場データの横断的な利用を実現するため、現場の課題に即した提案と導入支援を受けられる体制を評価した。
導入後は現品管理、受入検査、工程検査、生産実績報告、部品ピッキング、製造進捗の可視化、トレーサビリティ管理といった領域で、QRコードによる情報取得とリアルタイムデータ入力・共有を可能にした。加えて、生産部門が自らアプリ開発を行う市民開発を推進し、迅速な改善サイクルを実現している。
海外拠点への展開も進み、ベトナム工場では多言語対応のFineReportで複数システムを構築。日本で整えた仕組みを海外拠点へ展開し、SAP連携を含むグローバル共通の製造DX基盤を推進している。
導入効果として、現品管理の工数削減や検査記録の転記・集計工数削減、電子化による業務の効率化、開発生産性の向上、海外案件での内製化によるコスト削減などが挙げられる。今後は現場起点の改善とデータ活用の積み上げを通じて、標準化と高度化を国内外へ展開する方針。