サイゼリヤは2026年8月期第3四半期の国内事業が好調で、原価率悪化を客数の増加で吸収したとみられる。今後は価格改定を視野に入れる方針を示した。
サイゼリヤは2026年8月期第3四半期決算を公表し、国内(単体)の営業利益が55億9200万円、前年同期比で2.2倍に拡大した。連結営業利益は133億2700万円となり、売上高は2213億3200万円、前年同期比は約17.5%増だった。
単体の売上高は1498億100万円、経常利益は117億円、純利益は85億7400万円と増加。配当収入の増加を含めた要因が利益を押し上げ、決算短信で配当予想の引き上げも示された。原価率は46.1%から47.5%へ悪化したが、営業利益率は3.7%へ改善した。
増収要因の主役は「客数の増加」で、国内の客数は約1億7376万人、前年同期比で17.1%増。客単価は844円から862円へ2.1%上昇。既存店が稼いだ増収が約215億8000万円と大半を占め、出店より既存店の動員が効いている。