トルコリラ/円は3.30円付近での推移が続き、3.28円割れの下値リスクを警戒します。今後は米金利動向と株価、日銀の利上げ観測、トルコCPIなどの材料が絡み、3.25〜3.35円のレンジ内での展開が想定されます。
トルコリラ/円は現在3.30〜3.31円付近での取引が中心となり、上値には3.40円近辺の売り圧力が目立ち、下値は3.28円を割り込むと3.25円を試す展開が想定されています。テクニカル López 指標では25日移動平均が3.31円付近、50日が3.38円付近に位置しており、短期の抵抗・サポートラインが形成されています。
今後の方向性を決める主な材料として、米10年債利回りの動向とS&P500の推移、そして米雇用統計の結果が挙げられます。米利上げ観測が強まればドル高・円安の経路が出やすい一方、株価が軟調化すれば新興国売りが広がりリラにも下押し圧力がかかる可能性があります。
円相場については日銀の追加利上げ観測が焦点となります。日米財務相会談での円安材料の織り込み具合と、国内の財政・国債動向が円安/円高の分岐点となる見通しです。日本の金利動向がドル/円の反応を左右する点にも注目が集まります。
トルコ側の材料として8月CPIの発表が予定されていますが、CPI鈍化だけでは直ちに利下げ材料にはならず、金融政策の柔軟性を測る指標としての位置づけになります。全体としては、3.25〜3.35円のレンジ内で、米市場の材料次第で3.28円付近を挟む攻防が続く見込みです。