東京市場は日経平均が反発するも上値は重く、AI相場の影響とCDSリスクが市場心理を左右する局面が続く。主要銘柄の動向と今後の予定が注目される。
22日も日経平均は前日比で大幅反発となったが、上げ幅は朝方のみでその後は失速しており、前週以降の調整局面を受けたリスクオフの動きが続いている。売買代金も低水準で推移し、AIトレードの普及とともに市場参加者の減少が見られるとの分析が示されている。
市場の焦点はCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)の動向に移り、コアウィーブのCDSスプレッドは一時1100ベーシスポイント強まで上昇。これが投資家のセンチメントを瞬時に冷却させ、相場全体のリスク回避を促す要因となっている。
ソフトバンクグループのCDSスプレッドは432ベーシスポイントまで上昇しており、ハイテク株の相場全体のリスク評価に影響を与えている。オープンAIが追加資金調達を検討しているとの報道が伝えられ、ソフトバンクGの株主と資金面の交渉が進んでいるとの観測がある。
今後はソフトバンクGとアーム・ホールディングスの連動性が高まる可能性が指摘され、アーム株の動向は市場の注目点となる見込み。明日には日銀の主要銀行貸出動向アンケートや財務省の証券売買契約開示、日銀の実質輸出入動向の公表が予定されている。
海外市場では韓国中央銀行の金利決定や欧州の重要指数の発表が控えるほか、米国企業の決算発表も続く。これらの動向が日本市場のリスク回避と買い戻しのバランスに影響を与える可能性がある。