個人と企業が外貨預金を急増させており、4〜6月期の平均残高は前年同期比で約4兆円増加、過去最大の伸びを記録した。円安を背景に資産を分散する動きが広がっている。
国内の銀行に預けられた外貨預金の残高は4〜6月期におよそ26兆1000億円となり、前年同期比で18%増えた。日銀の調査に基づく数字であり、ドル高による円換算額の膨張を除いても資金の流入は堅調だ。
個人と企業を問わず外貨預金が増加しており、円の先安観が資産分散の動きを促している。これにより海外資産への分散意識が高まっているとみられる。
外貨預金の増加は外国為替市場にも新たな円安圧力となる循環を作り出しているとの指摘がある。資産分散を背景とした資金流入が継続する可能性があるとみられる。
日銀の調査結果を通じて、国内の外貨預金残高が大幅に拡大している事実が改めて確認された。