午後3時時点のドル円は153円前半で推移し、日米金融政策の見極めが進む中、円安の勢いが一部巻き戻されて152円台に一時突入した。その後は再び153円後半へ反発した。
午後3時時点のドル円は153.32円、153.33円の帯で推移しており、午前9時時点の水準と比べて約2円ドル安・円高となっている。前日東京市場午後5時と比べてもドル安・円高方向に振れている。日銀の利上げペース加速への思惑や日米当局の円安是正意向を背景に、これまで積み上がったドル買い/円売りのポジション解消が進んだ。
一時は152.89円まで下落し、2月17日以来の安値を付けた後、下げ渋って153円前半へ戻した。足元では日米金融政策を見極めたいとの思惑もあり、下落の勢いは一旦落ち着いた。市場では円安トレンドの調整局面が続くとの見方が優勢で、日銀の利上げを巡る議論にも注目が集まっている。
金利の落ち着きとともにドル/円には割安感が指摘される一方、今週の米消費者物価指数(CPI)や来週の米日銀・日米中銀の金融政策決定会合を見極めるムードが広がりつつある。日銀審議委員の出席予定や高田委員の発言をきっかけに市場の金利観測が動く可能性も取り沙汰されている。