デンソーの先端技能開発部で研究者の課題解決を担う竹崎涼さんは、2016年の技能五輪金賞経験を糧に、測定機の開発や生産性向上の自動化装置づくりを通じ、本質的なモノづくりを追究しています。
先端技能開発部の竹崎涼さんは、研究開発部門を技能でサポートする“問題解決屋”として、研究者の悩みに寄り添い解決策を形にする役割を担っています。新しい材料の性能評価装置づくりや、測定基準が定まらない領域での既存機器の組み合わせ・新規測定器の製作を通じ、依頼の背景・目的・原因を深掘りする“なぜ”思考を重視しています。
技能五輪の訓練で身につけた考え方が現在の仕事にも活き、未知の領域にも挑む姿勢が強調されます。技能五輪での緊張感やプレッシャーを経験したことで、起こり得る問題を事前に予測・対策する習慣が定着し、品質・安全性の確保を重視したモノづくりを推進しています。
デンソー工業学園出身で技能五輪金賞を獲得後、国際大会の経験とコーチとしての再挑戦を経て、現在はAIや自動化を取り入れた設計・検証にも関心を寄せています。社内のマイクロマウスや夢卵ミニ四駆大会などの自主クラブ活動にも積極的で、未知の分野への好奇心と人材間のつながりを通じた価値創出を大切にしています。