静岡県伊東市名物のいなり寿司が地元企業の事業継承を経て再開。9時の営業再開後、待ち望んだ市民が列を作り、29日には430箱の弁当が完売した。12月1日からはJR伊東駅構内でも販売される予定。
静岡県伊東市の名物「祇園のいなり寿司」は、弁当の老舗「祇園」が2025年に閉店した後、地元企業のFJネクストホールディングスが事業を継承し再開した。新体制の下、元従業員を再雇用し、当時のレシピを維持して試作を重ねていた。
再開日は10月29日で、午前9時に営業を再開。開店を待ち望んだ市民が次々と店に足を運び、購入を続けた。購入者の中には長年親しんだ味の復活を喜ぶ声があった。
29日用意された430箱のいなり寿司弁当は、午前11時20分頃に完売した。従業員は煮る時間や味の調整の難しさを語り、再現に向けて慎重に作業を進めていた。
今後の展望として、祇園のいなり寿司は12月1日から期間限定でJR伊東駅構内でも販売される予定で、伊東の味の新たな歴史が刻まれる見込みだ。