8日、NY市場で円相場は1ドル157円台後半へ上昇。トランプ大統領のイラン発言とFRB関連の動向が円買い材料として意識された。
8日のニューヨーク外国為替市場では、円相場が1ドル157円台後半へ上昇した。日米金利差縮小を背景に円買い・ドル売りが優勢となり、午後には158円36銭まで上昇したあと、157円52銭近辺まで急反落して落ち着いた。
円相場の押し上げ要因として、トランプ米大統領がイランへの攻撃を否定する投稿をSNSに出したことにより中東リスクが後退すると見られたことが挙げられる。これを受けて原油先物が急落し、米長期金利の低下も進んだ。
市場ではFRBの金融政策への思惑も円を支えた。ウォラー理事が性急な利上げに否定的との見解を示したことで、今月下旬のFOMCで追加利上げが確定する見込みは後退したとの見方が広がった。
米新規失業保険申請件数は前週比2000件減の19万7000件となり市場予想を若干下回った。これを受けた市場の反応は限定的で、ドル円の動きは緩やかだった。