大同メタル工業がデータセンター向け発電機用エンジン軸受の生産能力を拡大するため約40億円を投じ、2027年度までに新工場を建設して2028年の生産開始を目指す。阪和興業はバハカルフォルニア州ロサリトでコイルセンターを設立し、8月から本格稼働を開始した。北米市場を見据えたサプライチェーン強化が目的となる。
大同メタル工業はメキシコのハリスコ州にある現地子会社でデータセンター向け発電機用エンジン軸受の生産能力を増強する。北米のディーゼルエンジンメーカーとの生産コミットメント契約に基づき、2027年度までに約40億円を投じ、新工場建屋を建設する。2026年秋に着工し、2028年の生産開始を予定する。これによりデータセンター向け軸受のグローバル生産能力は現状比で1.5倍に拡大する。
阪和興業はメキシコ北部のロサリト市にコイルセンター「ハンワ・スチール・サービス・ティファナ」を設立し、8月から本格稼働を開始した。薄板鋼板の切断加工・販売を行い、メキシコ国内加工拠点としてグアナファト州に続く2拠点目となる。SDVのコイルセンター機能は2026年8月末を機にHSTJへ移管され、SDVは引き続き営業拠点として事業を継続する。
(補足)北米AIデータセンター需要に対応する動きとして、北米向けAIDC需要の拡大を背景に他日系企業のメキシコでの投資事例が報じられている。
注記として本文中の注釈や出典情報が挙げられているが、本文の直接の数値・時期・根拠は上記のとおりであり、他社の数値は本文には記載された情報を超えない。)