ウクライナ政府が今月のニューヨーク国連総会に合わせ、日本政府へゼレンスキー大統領との会談を要請した。無人機技術分野の協力推進を狙い、日本側は会談を検討しているとされる。
ウクライナ政府は今月のニューヨークでの国連総会に合わせ、日本政府へゼレンスキー大統領と高市早苗首相の会談を要請したことが、ウクライナ高官の話で分かった。目的はロシアに対抗して開発を進める無人機システムの技術分野での協力を進めることだという。日本側は会談を検討していると返答したとされる。
正式な会談が実現すれば、2025年10月の高市氏の首相就任後初めての会談になる可能性がある。高市氏は今月21日から24日の日程でニューヨークを訪問する予定で、トランプ米大統領らと個別に会談する機会があるが、日程の都合もあり実現の可否は不透明だ。
ウクライナ政権は防衛面での協力を呼びかけており、欠乏する迎撃用ミサイルの日本からの供与や迎撃用無人機の共同開発といった協定締結が含まれる可能性がある。ロシアの侵攻長期化の中で、防空態勢の強化が冬に向けて課題となっている。
この動きは、無人機技術を軸とした日・ウクライナ間の防衛協力を一層推進する意図があるとみられる。双方の正式な合意や今後の交渉の進展が注目される。