請求書のデジタル化を加速させるインフォマートの新サービス「データ化おまかせサポート」と「Data to Data」について、背景と仕組み、経理部門の働き方がどう変わるかを前後編の取材から要点だけまとめる。紙→PDFの移行だけではなく、手残り業務を外部委託して真のデジタル化を目指す点に焦点を当てる。
前編では新サービス「データ化おまかせサポート」が、紙やPDFで届く請求書のうちデジタル化が進んでいない分を丸ごと引き受け、データ化後はBtoBプラットフォーム請求書と同等の視点で扱えるようにする仕組みであること、宛先をインフォマートへ変更する案内を含む導入支援も組み込まれている点が説明された。取引先のID取得やCSV加工といったITリテラシーの低い層の負担を下げることに特徴がある。
後編では、実際の仕組みとRoad to Digitalのコンセプト、経理部門の未来像について詳しく解説され、データ化おまかせサポートは手残り業務を代行し、デジタル化率を高める入口として位置づけられていることが示された。AIエージェントの活用を通じて、裏側での自動化が進み、中小企業にも間接的なAI活用が広がるとされる。
具体例として、50社中25社が請求書のデジタル経路へ切替え、残りの25件のうち約20件はPDF送付へ、最終的に紙のままなのは約5件となるケースが挙げられ、紙の郵送リードタイムの解消と処理速度の向上が見込まれる。
DtoDと従来のデジタル化との違いは、データを生成AIで活用できるデジタルデータとして扱える点にあり、画像ファイルのままでは介在するAI-OCRや手入力のリスクが残る。一方DtoDは人の手を介さない処理を実現し、ガバナンス面での安心感を高めると説明された。