スバルの矢島工場でエンジン車とBEVを同じラインで生産する混流生産に改修が完了。2026年2月以降、BEVのトレイルシーカーとトヨタbZ4Xツーリングの生産を開始し、夏にはフォレスターも同ラインへ移行する予定だ。
矢島工場で初となるエンジン車とBEVの混流生産へ向けた設備改修が完了し、同工場は電動車用とエンジン車用のラインを統合して運用を開始した。改修は2025年8月から2026年1月にかけて実施され、2026年2月以降は新体制での生産が始まっている。
新ラインではバッテリー生産ラインを新設し、従来のプレス建屋を転用する形で、エンジン車とBEVの作業を同一ライン上で進められるようになった。コスト削減だけでなく、車体基準や組付け工程もトヨタ流に合わせた部分が多いという。
生産ライン上では、エンジン車の排気系設備とBEVの充電検査ポイントの両方が同時に機能するように配置され、混流生産ならではの作業分担と検査工程が見られる。これにより需要変動へ柔軟に対応する狙いがある。
2027年以降は群馬県大泉町で新工場の稼働を予定しており、矢島工場で得た知見を活かしてソフトウェアアップデートやAI技術の導入を進め、デジタル技術を軸とした効率的な生産体制を目指す。