サンリオは2027年3月期中間決算で売上高が1,077億2,500万円、前年同期比22.9%増、営業利益が428億8,200万円、同9.4%増で過去最高を更新した。欧州を中心に全地域で増収増益を達成している。
サンリオは2027年3月期中間決算を公表し、売上高は1,077億2,500万円、営業利益は428億8,200万円となり、いずれも過去最高となった。決算説明資料によると、日本・アジア・米州・欧州の全地域で売上高と貢献利益が前年同期を上回った。海外連結子会社の決算期差により対象期間は日本が2026年4月〜9月、海外が2026年1月〜6月となっている。
欧州の売上高は前年同期比で42.2%増と急拡大。アジアは22.1%増、米州は13.7%増、欧州は特に顕著な伸びを示しており、南米では外部顧客向け売上高が大幅に伸びた。北米ではゲームを起点としたライセンス展開が進行するなど、地域を跨いだキャラクター活用が進んだ。
物販比率の上昇と長期投資が利益率を低下させたものの、売上拡大が利益を下支えし、決算期の過去最高を更新。売上高営業利益率は44.7%から39.8%へ低下したが、総利益率は76.6%へと推移している。今後も複数キャラクターの展開と顧客接点の拡大を進め、年末商戦での収益最大化を目指す。
通期業績予想は据え置かれ、売上高2,298億円、営業利益895億円を見込む。中間期の進捗は期初想定通りで下期にはキャラクターのマーケティング施策を強化し、地域の多様化を進める方針。