台湾UMCの子会社USJCが三重県桑名市の三重工場に対し、今後3年間で500億円以上の投資を計画している。投資対象は自動車用のパワー半導体などの生産拡大とみられる。
台湾の聯華電子(UMC)の子会社USJCは、桑名市の三重工場に関して今後3年間で500億円以上の投資を行う計画を、8月20日に中日新聞の単独取材に対して明らかにした。主な投資対象はAIやデータセンター向けの半導体需要に対応する製造設備の拡充とされる。
USJCの三重工場は、旧富士通系の工場としての歴史を持ち、三重県桑名市多度町御衣野2000に位置する。三重工場の投資計画は、日本国内の半導体拠点の分散とともに、地域の製造基盤強化の一環として位置づけられる。
本稿ではUSJCとUMCの公式資料・公開情報を基に、三重工場の現状と新たな投資計画の概要を整理する。工場周辺には木曽三川などの自然環境があり、三菱エンジニアリングや他地域の製造拠点と併せて、日本の半導体産業の誘致・投資動向を確認する。