ZOZOは物流費を抑制し利益を生むため、高度自動化とゆっくり配送を柱とする物流戦略を公表した。新拠点への投資と配送網の最適化で費用削減と環境対策の両立を目指す。
ZOZOはロジスティクスの戦略として、受託販売を支える高度な自動化投資、ドライバー不足対策のゆっくり配送、在庫連携を通じたサステナビリティを三本柱に据えた方針を示している。これにより、長期的なコスト管理と販売機会の最大化を図る。
①高度自動化投資では、ZOZOTOWNの品番数が膨大であることを踏まえ、ZOZOBASE習志野3へ約80億円を投資。約50%の省人化を目指し、習志野1・2およびつくば拠点と合わせた大型物流センター網を強化する。
②ゆっくり配送は注文から発送までのリードタイムを長く取り、注文の一括化を促進して配送件数を削減。ヤマト運輸と協働することで配送網の最適化と運賃の引き下げ効果が生まれた。2024年3月期から2026年3月期の荷造運賃と物流費の推移は、費用圧力の軽減と利益押上げに寄与している。
③在庫連携とサステナビリティはフルフィルメント支援を通じて自社ECとZOZOTOWNの在庫を統合管理し、欠品防止と余剰在庫削減を実現。全拠点で再生可能エネルギーの導入を進め、梱包材のリユースなど資源循環を推進している。