キッコーマンは米国で3か所目のしょうゆ工場を本格稼働させ、初年度の生産量や投資額、米市場でのシェア拡大方針を明らかにした。今後は現地食文化への適応を進める。
キッコーマンは米国で3か所目となるしょうゆ工場を本格稼働させ、18日に記念式典を開いた。10月から瓶詰商品の出荷を開始する予定で、現地生産拡大の方針を示した。
新工場はウィスコンシン州ジェファーソンに建設され、初年度の瓶詰生産量は約1300万本に相当する約4000キロリットルと見込まれている。投資総額は10年間で約56億ドルと見込まれる。
キッコーマンは米国市場での売上高の50%超を北米で稼ぎ、日常使いを前提とした販促とレシピ開発を継続。毎年約200種類のレシピを打ち出す方針を説明している。
米国市場でのシェアは現時点で約57%に達し、現地食文化に溶け込む戦略を通じて市場拡大を狙う。式典には知事らも出席し、現地対応の重要性を強調した。
キッコーマンの米国進出は1973年に遡り、初の現地工場はウィスコンシン州ウォルワース、98年にはカリフォルニア州フォルサムに第2工場を開設している。