トクヤマの株価は10月中旬に急落し、その後も4,000円前後を中心としたもみ合いが続いている。2027年3月期第1四半期の決算では売上高857億円、営業利益61億円と前期比で減少した一方、配当は通期で132円を見込む。
直近の値動きでは、株価が10月15日に前日比-210円(-5.09%)下落し、10月16日から22日まで3,860円〜4,061円のレンジで推移している。直後には強弱材料が交錯する局面が続き、4,000円前後での方向感が出にくい状態が見られる。
テクニカル面では、10月14日に25日移動平均線を上抜け、10月16日に一目均衡表の雲抜け銘柄として取り上げられた。その後の下落を挟みつつ、短期的には技術材料が断続的に示されている。
2027年3月期第1四半期の決算は売上高857億円、営業利益61億円で、前年同期比22.9%減となった。増収にもかかわらず、化成品の販売減少と原燃料コストの上昇が利益を押し下げた。
同期間の通期見通しとして、2027年期の配当予想は1株132円とされ、売上高は3,920億円を見込む一方、営業利益は前年同期比8.2%減が想定されている。
総じて、株価動向は短期的なテクニカル材料と原材料コストの動向が絡み、今後の四半期業績次第で依然として注目が集まる。