中日ドラゴンズは来季の新監督に工藤公康氏を起用する方針を正式表明した。名古屋の球団事務所での囲み取材で、社長が外部からの経験と知見を注入して強固なチーム作りを進める意向を示し、今後の編成やスケジュール調整についても言及した。
来季の新監督につき、元ソフトバンク監督の工藤公康氏(63)を起用することが決定した。加藤宏幸球団社長は囲み取材で、現状の課題解決には外部からの経験と知見を持つ人材が適任だと判断し、工藤氏に白羽の矢を立てたと明らかにした。
工藤氏はソフトバンク時代にリーグ優勝3度、日本一5度の実績を挙げた。球団は低迷する現状の再建を託す方針であり、指導方針として現役時代の実績に加え、科学的手法を取り入れた指導を重視する考えを示した。
今後のスケジュールについては、正式な就任日をまだ決定しておらず、工藤氏を含む関係者のスケジュール調整が続く見込み。ドラフト会議の日程にも絡む可能性があるが、球団側が独断で進めることはなく、工藤氏とよく協議して決定していく方針だとしている。
長期的な視点では、100年を見据えた土台作りを最重要課題と位置づけ、選手個々の能力を伸ばしつつ勝利へつなげる体制を整える考えを示した。具体的な託す年数は未定だが、結果だけを求めすぎず、科学的根拠に基づく練習を推進する方針が述べられた。