PPIHは2026年7月、首都圏の食品スーパーなどを展開するOlympicグループを完全子会社化した。10月には日本トイザらスの事業譲渡契約を結びスポンサーとなり、2026年6月期の売上高は2兆4453億円、営業利益は1748億円に達した。
ドン・キホーテを核に成長を続けるパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は、2026年7月にOlympicグループを完全子会社化したことで、小売セグメントの店舗網を拡大している。併せて10月には日本トイザらスの事業譲渡契約を結び、同事業のスポンサーとなることで非食品と食品を組み合わせた事業領域の拡張を目指している。
ドン・キホーテの起源は1978年の西荻窪の18坪の雑貨店「泥棒市場」にあり、圧縮陳列と長時間営業で顧客に近い売場づくりを追求してきた。一方で長崎屋(2007年)とユニー(2019年)の買収を通じて店舗網を拡大し、MEGAドン・キホーテUNYなどの新業態に転換して来た。
2026年6月期の決算は売上高が2兆4453億円、営業利益が1748億円に達しており、老舗チェーンの傘下を取り込むことで食品と非食品の両部門を組み合わせた成長戦略を続けている。
今後もロビン・フッドやトイザらス事業の統合を通じ、店舗網と生鮮・非生鮮の品揃えを活用した顧客接点の拡大を狙うとみられる。