蓄電池セクターの7銘柄に注目が集まっている。AI普及と再エネ拡大を背景に、データセンター向けBBUや系統用蓄電池、UPS、PCSなどの需要が拡大するという観測が紹介されている。
AIデータセンターの電力需要増と再生可能エネルギーの拡大を背景に、蓄電池市場は定置用・産業用システムの需要が急拡大している。第1の成長エンジンは国内の系統用蓄電池の急増で、2040年度の再エネ比率引き上げ方針と連系出力の大幅増加が背景にある。第2の成長エンジンはAIデータセンター向けのバックアップ電源と電力制御需要で、BBU、UPS、需要家側蓄電池、系統用蓄電池の四層構造で拡大している。
関連銘柄分析ではパナソニックHD、ジーエス・ユアサ コーポレーション、富士電機、ダイヘン、明電舎、住友電気工業、レノバといった7銘柄が主要な役割を担い、各社の成長動向が解説されている。パナソニックHDはデータセンター向けBBUの売上を大幅に伸ばす計画を掲げ、ジーエス・ユアサは国産セル量産とUPSの組み合わせで恩恵を得る見込み。富士電機は大容量UPSと系統用蓄電システムの拡大を、ダイヘンはPCSや変圧器を含むパッケージ供給で心臓部を押さえる。住友電気工業はレドックスフロー電池、レノバは蓄電所の開発運営を強みに、それぞれ成長を見込んでいる。
まとめとして、蓄電池市場は再エネの系統安定化とAIデータセンターの需要拡大を軸に拡大を続け、幅広いバリューチェーンへの注目が高まっている。