宝ホールディングスは完全子会社のタカラ物流システムが保有株式の70%を中央倉庫へ譲渡すると発表した。譲渡は2027年4月1日付で完了し、28年3月期には売却益として36億円の計上を見込む。
宝ホールディングスは子会社タカラ物流システムの株式の70%を中央倉庫に譲渡する方針を正式に表明した。譲渡完了は2027年4月1日付を予定しており、売却益は28年3月期に計上する見込みである。これにより宝HDグループは経営資源の選択と集中を進める。
タカラ物流システムは輸送・倉庫業を手掛け、全国的な物流網を有して宝酒造向けの物流だけでなく外部顧客向けの事業も展開している。26年3月期の連結売上高は126億円で、物流の安定運用に加え人手不足などの課題解決へ対応を迫られている。
譲渡後も宝HDはタカラ物流システムの株式の30%を保有し、宝酒造向けの物流は引き続き担う予定。中央倉庫傘下入りによりグループ全体の企業価値向上につながるとの判断が示されている。