11月2日の東京市場で日経平均は方向感を欠く展開となり、前場は6万3095円11銭で終えた。米中選挙の行方と翌3日の祝日を控え、積極的な買いに慎重さが目立った。
前場は日経平均が195円安の6万3095円11銭で取引を終え、後場は小幅高で寄りついた後、前日終値を上回る場面と下押しを繰り返した。AI・半導体関連銘柄の一角には依然として売りが出たが、先週の好決算銘柄である東京エレクトロンとアドバンテスが指数を下支えした。もっとも、上値は重く、午前の高値圏を維持できなかった。
後場に日経平均は前場に比べて小幅にプラス圏で推移し、プライム市場の銘柄動向では値下がりが全体の68%、値上がりが29%と低調な状況が続いた。出来高は約10億株超、売買代金は約3兆7990億円で、休場を控えた慎重姿勢が強まる中、半導体関連銘柄の動きが相場全体の足を引っ張る場面があった。
市場関係者は翌3日が文化の日で休場になる点や米中間選挙の結果次第で今後の政策動向が変わるとの見方を示している。為替はドル円157円台後半で推移し、前場終了時点で157円93銭近辺の水準だった。個別銘柄では東エレクとアドバンテスが上昇を維持し、相場の下支え役となった一方で、米ハイテク株安の影響を受けた銘柄には利益確定の動きも見られた。
日経平均の前場終値は6万3095円11銭、TOPIXは3931.61、プライム市場の値下がり銘柄が多く取引され、出来高は約10億株、売買代金は約3兆7990億円だった。後場は6万3369円28銭で寄り付き、9時台には6万2860円まで下落した場面もあったが、その後は6万3千円台前半での小幅推移となった。
本日、個別銘柄では半導体・AI関連銘柄の動向が相場の焦点となり、前場から東エレクとアドバンテスの上昇が指数の支えとなった。背景には米国市場の決算内容が市場予想を下回ったことによる売りが広がったことがあり、国内半導体関連企業は比較的下値での押し目買いが入りやすい状況が続いた。