富士フイルムホールディングスがインドで半導体材料工場を新設する計画を発表。タタ・エレクトロニクスの前工程工場近接で現地生産を整え、現地化を推進する。
富士フイルムホールディングスとタタ・エレクトロニクスは9月17日、インドにおける半導体材料の生産体制とサプライチェーン構築のための基本合意書を締結した。インド初となる半導体材料工場をグジャラート州ドレラ特別投資地域に新設する方針で、投資額は約80億ルピー(約130億円)を段階的に投入する。
新工場はタタ・エレクトロニクスが前工程工場を建設している敷地の近隣で材料を生産し、輸送距離と納期の短縮を図る。現地の化学メーカーへ技術支援を行い、原材料調達から生産までをインド内で完結させることで現地化を推進する。
富士フイルムは前工程から後工程までをカバーする材料群を提供しており、現地化・地産地消と近隣支援を組み合わせたサプライチェーンの強靱化を目指す。前工程工場の立ち上げを支援する観点から、材料の生産・供給体制をインド国内で構築することを強調している。