サムスンは折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold8」シリーズの説明会を実施。新技術「フレックスチタニウムテクノロジー」で薄型・軽量化を実現し、日本企業の協力があったことを明かした。
サムスンは折りたたみスマートフォンの説明会を開き、Galaxy Z Fold8およびFold8 Ultraのディスプレイ構造を進化させた新技術としてフレックスチタニウムテクノロジーを紹介した。ディスプレイの薄型化と耐久性を両立する設計を強調した。
新技術の要となるチタン素材は、チタンプレートとチタン合金フィルムを組み合わせた構造で、フィルムは薄加工と熱処理により髪の毛の約3分の1の厚さに達するという。Fold8 Ultraは開いた状態で厚さ4.1mm、Fold8は折りたたみ時点で重量201gとされ、いずれも過去の機種より性能をアピールした。
ヤン副社長はこの技術実現には複数の日本企業との協力が不可欠だったと述べ、柔軟性と強度の両立を目指す素材・技術は日本企業にしかなかったとの見解を示した。開発過程での難航や、長年の準備の重要性にも言及した。
今回の発表では、8世代にわたる実使用データとノウハウが競合との差別化要因として位置づけられ、100種類以上の信頼性テストを実施したと説明された。アップルの参入動向については競争を歓迎する姿勢を示しつつ、同社の統合的設計力を強調した。