村田製作所は2027年3月期の中間決算を公表し、データセンター向け部品の需要拡大を追い風に売上高と利益が増加、通期予想を上方修正した。
データセンター向け部品の需要拡大を背景に、村田製作所は2027年3月期の中間決算を発表した。売上収益は前年同期比20.8%増の約1兆907億円、営業利益は同41%強増の約2,459億円となった。
税引前中間利益は約2,484億円、親会社の所有者に帰属する中間利益は約1,861億円で、固定費の増加や製品価格の値下げがあった一方、生産高の増加に伴う操業度益と円安が利益を押し上げた。
用途別・事業区分ではコンデンサが約6,055億円と33.1%増、積層セラミックコンデンサやインダクタ・EMIフィルタを含むコンポーネント全体は約7,405億円で30.9%の増収となった。
通期予想は売上収益を従来の2兆1,100億円から2兆2,600億円へ、営業利益を4,300億円から5,200億円へ上方修正した。税引前当期利益は5,320億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は3,960億円に引き上げられ、データセンター需要と生産高増加による操業度益の寄与を織り込んだ。