27日午後の東京株式市場で日経平均は上値が重く推移。AI・半導体株は堅調も、日米中銀の会合や決算を控え持ち高を傾ける動きが限定的だった。
27日後場中ごろの東京株式市場では日経平均株価が前日比で大幅に高い水準にあるにもかかわらず、上値は抑えられている。全体的にはAI・半導体関連銘柄が堅調に推移する一方、重要イベントを前に買いの勢いは弱く、持ち高を一段と調整する動きが見られる。東証プライム銘柄の約6割に当たる870銘柄程度が下落しているとの報告もある。
市場関係者は、AI・半導体関連は目論見書の開示を受けて押し目買いが入る一方、内需・ディフェンシブ銘柄の持ち高調整が進み、全体の動きが上値を抑制しているとの見方を示している。日経平均の構成銘柄以外ではGMOが後場に入り下げに転じ、一時4%程度下落したとの報告がある。
GMOインタのFX取引クラウドサービスへの不正アクセスを受け、日本語サイトに個人情報とみられる情報が公開されたと報じられ、追加の攻撃の予告も伝えられている。これを背景に同社の関連銘柄の動きが重荷となった可能性がある。
14時時点の東証プライムの売買代金は約4兆5997億円、売買高は約13億6526万株だった。HOYA・パナHD・味の素が相場を支える一方、コナミG・バンナムHD・テルモが値を下げている。