ライフコーポレーションが北陸の食品スーパー「アルビス」へのTOBを発表。連結子会社化を通じて売上高約9800億円を目指す一方、両社の店舗網はほぼ重ならない。
ライフコーポレーションは9月8日、北陸を地盤とする食品スーパー「アルビス」へのTOBを実施すると発表した。アルビスを連結子会社化する方針で、ライフにとって同業スーパーの買収は初めてとなる。
ライフの主力商勢圏は首都圏と近畿圏であるのに対し、アルビスは富山県を中心とする北陸が地盤で、すでに愛知県・岐阜県にも進出している。今回の買収により両社の売上高は単純合算で約9800億円になる見込み。
店舗網はほとんど重ならず、従来の出店・M&Aは隣接地域へ広げる発想が基本だったが、現在は強い企業を取り込む戦略へと転じつつある。飛び地同士の統合が新たな成長パターンとして注目される。
今回の動きは「ドミナント」戦略の変化を示唆するとともに、物流・仕入れの統合や広告効率の向上といった効果が期待される可能性がある。